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※ボーカロイド=歌うの専門のアンドロイドをご想像ください。
※マスターとKAITOは同居。マスターの仕事は不明(笑)
※お兄ちゃんが前作と違いよい子ではないです。…ちょっとだけ。
※ちょっときつめのゑろ描写がありますのでご注意ください。
※お兄ちゃんをいぢめちゃ駄目!!って方は帰ったほうが懸命です(笑)
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「…初めましてマスター。本日よりお世話になります、VOCALOIDver01-01KAITOです。よろしくお願いします」
「いらっしゃい。待ってたよ。…機嫌が悪いみたいだけど、どうしたんだい?」
「…別に何でもないですよ」
「そうかな?」
「……マスターはできれば女性がよかったな、なんて夢を見ていただけです。俺はVOCALOIDだから、マスターは選ばないし、文句も言いません」
「なるほど」
「……なんですか?」
「いや。随分と自我が強いんだなと思ってね」
「VOCALOIDなんて皆こんなものです。…もっと素直で従順な物を想像なさってたんですか?」
「…まぁね。でも、君みたいなタイプの方が楽しめそうだ。いい意味で裏切られたよ」
「…それはどうも」
* * *
「んん…っふ…ぅぅ…」
両腕を頭の上でベッドに繋ぎ、M字に開かせた膝の裏には棒上の拘束具を通して脚を閉じられないようにし、その棒に鎖を取り付けてベッドヘッドへ。自然と腰が浮き、秘部を晒す恰好になった彼の口にはボールギャグ。勿論目隠しも忘れてはいけない。
アナルにはバイブ。初めは痛がるだけだったソコも今では十分ほぐれ、それなりの太さを持つ玩具を軽々と飲み込み、ひくつきながら締め付けている。勃起したペニスの周りに陰毛はなく、小さな子供のようにつるりとしている。しかし大きさも形状も大人のそれで、だらだらと我慢汁を零しているのだから妙に滑稽な図だ。
垂れ下がった袋の下から根元までを皮ひもでぐるりとくくり、勃起しても竿が天をつけないようにしているせいで勝手に射精をすることもない。中途半端に身を起こし、普段はやわい皮膚に隠れている先端を全て晒しているというのに下を向いたままのペニス。大きくすればするほどペニスに皮ひもが食い込んで彼に苦痛を味わわせるだろうに、ソコからは留まることなく透明な雫があふれ、ぼたぼたシーツに滴っていた。
「いやらしいなKAITO?後ろにバイブを入れているだけなのに…」
「ふっううっ!」
「ココをこんなに大きくして…」
指先で真っ赤に染まったペニスの先を弾いてやると、火箸でも押し付けられたかのようにびくりとKAITOの身体が跳ねた。先走りの雫が飛び、まだ濡れていなかったシーツにシミを作る。
「ん…っうう…っ」
根元を戒める皮ひもを指先で辿り、指を滑らせてアナルの周辺をぐるりと撫でてから、指を滑り込ませた。爪の先に触れるバイブを更に奥へと押し入れてやると、また細い体ががくがくと震え、どぷっと先走りを溢れさせた。
「玩具が気に入ったのかい?」
「ん…ぅ…」
力なく首を横に振るたび、紫がかった青い髪がぱさぱさ乾いた音を立てながらシーツに散らばる。頬は真っ赤に染まっていて、目隠しの端から零れ落ちる涙と全身に浮き出した汗と、口を閉じることができないせいでだらしなく零れる涎で彩られていて酷く扇情的だ。
「なら…どうしてこんなになっているんだろうね?縛られて興奮しているのかい?…最初の頃、僕のことを変態と罵っていたのにね」
指を増やし、バイブを指先で弄びながらぐちゅぐちゅ音を立てて熱い襞をかき回す。ついでとばかりにバイブの出力を上げてやると、柔らかい粘膜がぎゅうぎゅうと指を締め付け、自由にならない体を水揚げされたばかりの魚のように跳ねさせ、鼻から抜ける声を高く上げて…KAITOはぐったりと動かなくなった。
どうやら、射精しないまま達したらしい。腹を上下に激しく動かし、鼻腔を大きく開いて荒い呼吸を繰り返している。
「イッたのかい?KAITO?出さないでイクなんて、まるで女の子みたいだね」
バイブの出力を下げてからゆっくり指を引きぬくと、まるで引きとめるように粘膜が絡みついてきた。
こうやって戒めてからどれ位時間が経っただろうか?ぐったりと四肢から力を抜いて体を投げ出すKAITOを見ていると自制が効かなくて困る。
汚れた手をティッシュで拭い、目隠しとボールギャグを外してやると、急に肺に流れ込んできた空気にむせながらKAITOの青い目が僕を見た。
じっとりと濡れた目元。欲情に塗れた瞳。濡れた唇とそこから覗く真っ赤な舌先。押さえることもできないのだろう短く早く熟れた呼吸。上気した頬。
「ま、すた…ぁっ」
ひくひく震え、しゃくり上げる喉で何度もつっかえながら僕を呼ぶ声は、普段の甘く深く響くテノールではなく、少し掠れて上ずっている。
「も…ますたぁっ…ゆるし、て、くださ…っ」
切れ切れに哀願し、もう嫌だと首を振る彼に、僕はにっこりと微笑んで見せた。
「どうしてこんな風にされているのか…言ってごらん?」
「ぁ…お、おれ、が、ますた…の、し、じ、をきかな、いから…です」
「反省したかい?」
先走りと同じようにぼろぼろ零れ落ちる涙に口付け、流れを遡って熱くなった皮膚を辿りながら目玉を舌先で舐めると、KAITOはびくりと体を跳ねさせたものの、首を振ったり目を閉じて逃げるようなまねはしなかった。
その代わりのように、震える唇が小さくごめんなさいと掠れた声で呟いた。
「イイコだね、KAITO」
「も…ぅ、ゆるし、て、ください…っ」
引きつった呼吸に時折咳き込み、微弱なバイブがもどかしいのか体を小刻みに揺すりながら、僕に擦り寄るように首を伸ばしてくるKAITOの髪を梳くように撫でてやり、耳に唇を寄せる。まるで添い寝のような体勢で、わざと穏やかに笑みながら耳殻に息を吹きかけるように囁いてやった。赤く熟れたペニスをやんわりと握り、上下に緩く…本当に緩く擦ってやりながら。
「反省してるかい?」
「し、てま…ぁ…」
「KAITOは僕の…何だった?」
「ふ…ぁっも…やぁっ」
「答えないと終わらないよ、KAITO」
「あっ…あぅぅっおれ、はっますた、マスタのっしょゆーぶつ…で、す」
「所有物は、僕に逆らっていいのかな?」
「ぅぁあっも、も、しないっからぁっ」
「この間…オナホールとバイブで躾けてあげた時も、KAITOはそう言ったね。なのに逆らった。…また嘘?」
僕の手に擦り付けるように淫らに腰を揺すり、自由にならない体で快楽を追い求める痩躯。全身が桃色に染まっていて、しっとりと汗ばんでいる。毛のない恥丘を手のひらで撫で、恥骨を指で押しながら感触を楽しんでいると、KAITOはまた高い声を上げながら、どくりと先走りを溢れさせた。
「またイッたの?…淫乱だな」
「ふ…ぇっう、嘘じゃ、ない…っも、さから、ゎない、からぁ…っ」
KAITOは、ぐずぐず鼻を啜りながら子供のように泣きじゃくり、許してくれと首を振る。汗の粒がぱたぱたとシーツに落ちた。
その様子を暫く観察してからバイブのスイッチを切った。少し乱暴な動きで長時間KAITOを苛んでいたソレを引き抜くと、また細い腰がびくりと跳ね、粘度の高い先走りが僕の手とKAITOのペニスを細い糸で繋いだ。
「ますたぁ…っ」
KAITOの根元を戒める皮ひもと脚を拘束していた金具を外し、膝裏を掴んで胸に付くほどに押し開く。バイブの感触がまだ残っているのだろう尻の穴がひくひくと物ほしそうに蠢いているのが見えた。
「イッていいよKAITO」
「っ…え…?」
「このままイきなさい」
長いまつげの先に涙を乗せたまま、何を言われているのかわからないと言いたげにKAITOが僕を見上げる。
「イけるだろう?見ていてあげるよ」
ちゅっと音を立てて膝にキスを落としながら、視線だけでKAITOを見返すと、やっと合点がいったらしい彼はまた表情を苦しげに歪めた。
「で、きな…」
「できるさ。…想像してごらん?僕の指が、KAITOの尻をいやらしい音を立てながらかき回しているところ…」
ぱくぱくと開閉を繰り返す尿道口から一筋雫が零れて竿を伝い落ちる。抑圧されていたペニスはKAITOのヘソを叩くほどに勃ち上がり、零れた蜜が汗で汚れた皮膚を更に濡らしていく。
「や…だっさわ…さわって、くださ…ますたぁっ」
口では無理だと言いながらも、しっかり想像しているのだろう。会陰もパンパンに腫れて、痙攣するように揺れている。
「僕の舌がKAITOのいやらしいペニスを何度も舐めてるところ…」
「ぁ…っ…」
ペニスが小さく震えた。浮き出した血管が強く脈打っているのが見える。真っ赤になったペニスと、その下の毛のない恥丘はべとべとに濡れそぼっていて…。
KAITOの視界にもしっかり映っているだろうそのいやらしい眺め。尻の穴もびくびく蠢いて何かを欲しがっていた。
「KAITOは穴を弄られるのが好きだったね。尿道を爪でほじられるのも…」
「ふぁっ…ますたっぁ…いやだ…ぁっ」
太ももの筋肉も、ふくらはぎもぶるぶる震えている。不自然な体勢から逃れようとしてか、せめて何かの刺激をほしがってか、KAITOの腹筋が波うち、その度にペニスが左右に揺れ動いて先走りをあちこちへと飛ばしていた。…KAITOの顔にもその雨は降りかかっていて、抵抗どころか誘われているようにしか見えないが。
「その後、ソコを柔らかく舐められると…」
わざと淫猥な動きで自分の上唇を舐めて見せると…。
「く…ぅぅ、んーっ!」
不自然な体勢で空を突くように腰を振り、KAITOは果てた。
尻の穴がぎゅっとすぼまり、己のヘソの上にだくだくと大量の白濁を吐き出す。長時間放置されたせいで勢いのないソレは重力にしたがってヘソから胸元へと伝い落ち、KAITOの上気した体を彩っていく。
「ひ…っ…ぃ」
「我慢できなくなるんだよね」
宣言通り、だらだら長い絶頂を迎えているKAITOをしっかり見つめながらくつりと笑みを零すが…残念ながら、圧倒的な開放感を得たKAITOは、その刺激に堪えられずに気を失ったらしかった。
* * *
「これで…少しは素直になってくれるかな?」
全ての後始末を終え、今はただ静かに眠るKAITOの寝顔を見つめながら小さく囁く。
初めて会ったときの気の強さと、今朝方噛み付いてきた果敢な態度を思い出し、思わずくつりと笑みが零れた。
君みたいな強気なタイプを躾る方が…ただ従順なだけの子を躾けるよりも楽しいよKAITO。
声に出さずに唇だけで呟きながら、意識のないKAITOの唇に口付けを落とした。
次は、どうやって遊ぼうか。
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調教が書きたいなぁ〜と思って手をつけました。
自分好みに歌わせるためには、まずはKAITOを従順にしないとね!
正直アレとかコレとかをしてないので不完全燃焼気味。無駄に長くなるので割愛したのが敗因 orz
ゑろメインで書きたかったので前後状況等々は想像で補完してください(だめぢゃん